2016年2月27日土曜日

第19回みんくるカフェ大分 開催報告

こんにちは。
みんくるカフェ大分学生スタッフのやすおと申します。


大変遅れましたが、1月31日(日)に開催した第19回みんくるカフェ大分の報告をしたいと思います。
1月~3月は大テーマを「子ども」として開催しています。
「子ども」第1回目となる今回は、ゲストスピーカーとして大分大学医学部小児科学講座教授 井原
健二さんをお招きし、簡単な自己紹介の後、日本や大分の人口推移や子育てに関する政策、ワクチン接種について、大分の小児救急について、子ども(乳幼児)の体調が悪くなったとき家庭ではどう対応したらよいか等々、興味深いお話を聞けました。




特に、子どもの体調が悪くなったら~の話では、日本小児学会監修のアプリ「子どもの救急」を用いて、例えば発熱等のよくある症状に対して家庭でどのような対応をするべきか豊富な知識を元に分かりやすく説明していただきました。
このアプリは本当に便利で、子どもに当てはまる各症状の項目にチェックしていくと最適な対応方法が表示されます。現在子育て中もしくは近々子育てを始めるという方はぜひ利用してみてください。


ゲストスピークの後は、5~6人のテーブルに分かれ、ゲストも交えてトークをしました。
今回のトークは、子育てする上で大変なことは?どんな小児科医が良い?の二つを主軸に進みました。子育てが終わった方、最中の方、まだ経験していない方を交え対話は盛り上がりました。
以下、どんな話題が出たか簡単にご紹介します。


子育てする上で大変なことは?


何よりも、子どもに何か異変が起きた時、いったい子どもに何が起きたのか分からずとても不安になる。
夜中に体調を崩すことも多く、病院をすぐに利用出来ない時等は不安に耐えるしかない。
引っ越し等で利用する小児科が変わり、子どもが新しい先生になじめなかったり、治療の進め方が前の先生の方が良かったりと、うまくいかなくなった。
成長していくと、人付き合いや勉強等新たな問題も生まれる。


僕のテーブルでは主にこれらの内容でトークが弾んだのですが、やはりキーワードは「不安」なんだなと思いました。色んな不安に対処するため、相談相手であったり先述したアプリであったり色んな手段を知ることが重要だと感じました。


どんな小児科が良い?


優しい先生が良い。
話をちゃんと聞いてくれる。
子どもは医師より看護師の方がなつきやすい(お母さんに似た雰囲気を持っているからかも?)。
看護師の存在も重要。ベテラン看護師がいると安心する。
情報発信をしてくれる。


これはどの科の医師でも共通のようですが、特に子どもが相手ということで優しい先生が一番だという話になりました。そして看護師の重要性についても言及されました。
そしてなるほどなと思ったのは、情報発信という話です。ネットの普及した現代、子育てをする上で有益な情報を小児科がたくさん発信してくれると助かるという話は、将来の参考になるなと思いました。


トークの後はサラムーンというお店の絶品サンドイッチを食べながら(残念ながら画像がありません...)1時間フリートークをして閉会となりました。
今回もとても楽しい会になりました。参加者の皆様ありがとうございました!
またのお越しを楽しみにしております。


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