2014年5月19日月曜日

第4回みんくるカフェ活動報告 アンケート速報

どうも、みんくるカフェ大分事務局長のだいちゃんです!

1月のみんくるファシリテーター養成講座から早4ヶ月。

気付けば本会も4回目、第2クールを迎えることができました。
これも一重に、参加してくださった皆様のおかげです。
第2クールも楽しい場作りを目指していきます。


さて!今回のテーマは「どんな風に老いたい?」でございました。

大分大学医学部看護学科 老年看護学 三重野 英子教授をゲストスピーカーにお招きし、

・どんなふうに老いたい?
・理想の大人って?
・やり残したことがある状態で死にたい?
・長生きしたい?

以上の4テーマについて皆さんとディスカッションしていきました。

ゲストスピーチやそれぞれのテーブルのまとめはまた一つ一つアップして行きます。







今回は皆様から頂いたアンケートの中からいくつかをピックアップして共有いたします。

・「幸せ」とは何かを考えるきっかけになりました
・「老いる」ことは、今を精一杯「活きる」ということ
・老いる=熟成するということ、生きていった結果の現われだと言うこと
・たくさんの思いの中で「どう生きたいか」。老いる事とともに生きる事を考えたいと思いました。

などなど、、、今回の対話を通じて、多くの方が老い方というよりも、
今、これからの生き方自体を強く意識されたようです。


そのような皆様の対話を通して、ある医療系の参加者からはこんな感想も頂きました。

『日々の仕事の中で、やっぱり老いるって悲しいなぁと思うことがたくさん出てくると思うのですが、
そういう現実に直面したとき今日の話し合いを思い出したいと思います。』


病院という場所での「老い」


今回は扱えませんでしたが、どこで老いたいか、老いて生きたいか、というお話も、
今後やっていきたいです。


また一方で、このような意見も。

『このような会に参加される人は、前向きな人が多いので、老いる=死というイメージではなく、これからどう生きるかというほうに気持ちが向いているような感じがしました。』

確かに。
実は「死」については、また別枠でテーマを設ける予定です。
そのときのみんくるカフェで、じっくりそちらの側面も対話していきましょう。


最後にですが、
三重野先生がご自身のプレゼンテーションの中で、
5月18日放送の「花子とアン」のワンシーンから思わず引用したという
校長先生の卒業式のスピーチをここに載せます。

「私の愛する生徒たちよ。我と共に老いよ。最上のものはなお後に来たる。今から何十年後かに、あなた方がこの学校生活を思い出して、あの時代が一番幸せだった、楽しかったと心の底から感じるのなら、私はこの学校の教育が失敗だったと言わなければなりません。人生は進歩です。若い時代は準備の時であり、最上なものは過去にあるのではなく、将来にあります。旅路の最後まで、希望と理想を持ち続け進んでいくものでありますように。」



最上なものは、過去にあるのではなく、いつも将来にある。


「“やりたいことがずっとある状態”には二通りある。
やりたい事を追いかけて、その先でまた次のやりたいことを見つけ続けている状態と、
やりたいことをやらずにいる状態だ。
前者であることを幸せだと思う」

私個人が今回のカフェでもっとも心に残った、参加者さんの語りです。


いつまでも、将来に向けて走り続けていたいですね。


はてさて。


それでは、今回はこの辺で。
またそれぞれのテーブル感想は後日アップして行きます!

あっと!それともうひとつ。

「ディスカッションの時間が短かった」
という意見を多くの方から頂きました。

6人で話して、移動も含めて20分、というのは確かに物足りなかったですね。
次回以降の反省点として、しっかり対応して行きます。

ではでは改めまして、次回のみんくるカフェ大分@6月22日もよろしくお願いします。


だいちゃん