2017年1月25日水曜日

第28回「医療コミュニケーション」

はじめまして!カトウと同じく、今年から新しく入ったみんくるカフェ大分学生スタッフのモモカと申します。
これからよろしくお願い致します。

更新が遅れてしまって大変恐縮ではございますが、今回は11月13日(日)に開催した第28回みんくるカフェ大分の報告を致します。

今回は医療コミュニケーション第3回目ということで、大分大学 福祉健康科学部 社会福祉実践コース教授の隅田好美先生をゲストスピーカーとしてお招きし、第1回、2回目の医療の立場とは違う、福祉からみた医療をテーマに取り上げました。
隅田先生は、歯科衛生士として働いた後に社会福祉士の資格を取得したことで、医療的な視点と福祉的な視点をもつことの大切さを実践的に経験してきた先生です。「病いとともに生きるための支援」や「社会福祉士と歯科衛生士の知識を融合させた研究」など、様々な研究に取り組んでいます。

場所は、大分大学旦野原キャンパスに新設された大学生協食堂で行いました。

↑新しくなった大学生協食堂✨

ゲストスピークでは、医学、社会福祉それぞれの考え方、患者・クライエントの捉え方、アプローチ方法についての違いや社会福祉のニーズ、また医師、患者、家族、社会福祉士の関係性について理解を深めるお話をして頂きました。ゲストスピークの中で、医療と福祉にはどのような違いがあるのか、互いを比較しながら説明して頂くことでわかりやすく理解することができ、とても勉強になりました。

ゲストスピーク後は、恒例のテーブルトークです。私が参加したテーブルでは、主にゲストスピークを聞いて自分が感じたことや医療、福祉、患者それぞれの立場における捉え方のズレについて中心的にお話しました。特に、ゲストスピーク中に取り上げられた医師の病気の告知についての意見交換では、患者が自分の将来について見据えながら病気と向き合う手助けをするために、医師や医療ソーシャルワーカーはどのようなアプローチをしていくべきなのか、また、患者の価値観に寄り添って支援していくために心掛けるべきことについて、たくさんの意見が飛び交いました。盛り上がったトーク内容は、どれが正解なのか答えを見つけることは難しいけれども、互いの立場のズレや患者の価値観を知り理解し合うために出来ることはたくさんあるのではないか、というまとめに辿り着きました。

  ↑今回のお菓子は、おはぎのみ
    つあんさんのおはぎでした✨
    小ぶりでほどよく甘いおはぎ
        で、とても美味しかったです!

では、また皆様とお会い出来る日を楽しみにしています。これからもみんくるカフェ大分を宜しくお願い致します。

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