2014年7月27日日曜日

第6回「大分で認知症とどう生きる?」 開催報告

こんにちは!みんくるカフェ大分実行委員 糸長(いとちょー)です。

皆様、先日は汗の滴るような暑さの中、
絵本カフェみちくさ様にお越しいただき誠にありがとうございました。

今回はお店のレイアウトを変更してみんくるカフェスタイルにさせて頂きましたが、
 普段はゆっくりと絵本を手に取りながら過ごせるとても落ち着いたカフェです。

みんくるカフェではじめてご存知になった方は(実は僕もなのですが。)
また通常営業の時にも訪ねてみてくださいね。

 






(⇒絵本カフェみちくささんのホームページはこちら


レイアウト変更と言えば、今回は皆様にお集まり頂く時間と
会場の準備時間に間が殆どなく、開始前のお時間やアイスブレイクで
着席のご案内やルール説明など、少しばたばたしてしまい申し訳ありませんでした。
よりよい時間を過ごして頂けるよう、今後の会では改善させて頂きます。

さて、今回のテーマは「大分で認知症とどう生きる?」という事で、
ゲストに公益社団法人 認知症の人と家族の会 大分県支部の藤田 淳子様を

お招きし、認知症を取り巻く現状についてお話を頂きました。

 




お話の概要は次の通りでした。
1.なぜ認知症がクローズアップされるようになったか
2.認知症とはどういうものか
3.大分における認知症を取り巻くトピックス

詳細については当日紙でレジュメをお渡しいたしましたが、
データで欲しい方がいらっしゃったらメールにてお問い合わせ下さい。

(⇒認知症の人と家族の会についての詳細はこちら

9月17日には認知症の人と家族の会さん、臼杵市役所高齢者支援課の共催で
講演会を開かれるそうです。今回の事で関心をもたれた方は是非ご参加を検討してみて下さい。






第5回の内容とリンクする形で老いとは切り離せない問題、認知症をテーマに開催した今回でしたが、皆さんの実体験からの実感がこもった言葉が飛び交い、大変理解の深まる場になったのではないかな、と感じました。

うちの祖父は晩年寝たきりで「あー」とか「うー」とか唸り声をあげる事しかできなくなっていましたが、当時まだ小学生だった僕は歳をとるとこうなるものだ、としか理解していませんでした。
 今あれが認知症だったのだと思えば、もう少しQOL(生活の質)を上げてあげられる家族の取り組みも出来たのかなぁ、なんて皆さんの話を聞きながら考えたりしました。

さて、今回のテーブル毎の小テーマは自分ごとか他人の事か、家族の問題か社会の問題か、
という考え方の軸を設けて決定しました。実際の認知症との関わりはどの視点からも必要なので
それぞれを組み合わせたパターンでテーマを設定してみましたが、いかがだったでしょうか?

(自分×家族)
認知症の何が怖い?<篠原>
 (認知症は、制限された生活をするべきか)




(自分×社会)
認知症は、誰が見る<葉月>
(家族なのか、行政なのか、地域なのか)

 

(他人×家族)
隣の人が認知症になったらどうする?<衞藤>
 



(他人×社会)
認知症と健康的な老いの境目って何か。<植田>
 

それぞれのテーブルでどんなお話が出たかについては
各ファシリテーターにまとめをお願いしますので、また追って更新しますね。



文末になりますが、ご参加頂いた皆様にはお知らせ致しました通り、
次回みんくるカフェ大分は8、9月はお休み10月19日に再開となります。

場所やテーマ等が決まりましたらメールやブログ、ホームページやfacebookページで
お知らせしますので、是非お知らせを受け取れる状態にしておいてくださいね!

時々覗くのは面倒…という方は今からでも
minclecafeoita@gmail.com
にメールで「案内希望」など少し書いてメールを送って下さればこちらからご連絡いたします!

当日言い忘れた感想や、今後みんなと話したいテーマなど、ご意見ご感想もお待ちしています!

それでは皆様、これから熱中症の気になる季節になりますが、どうぞご自愛ください。
またお目にかかれる日を楽しみにしています。



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