2016年9月22日木曜日

第24回「子供の福祉~放課後等デイサービスからみた福祉~」

みんくるカフェ大分スタッフのやすおです。




大変期間が空いてしまいましたが、6月に開催されました第24回みんくるカフェ大分の報告をしていきたいと思います。




今回は大分市内のお洒落なカフェ「Frogeye」さんに場所をお借りしました。
いつもありがとうございます!




ゲストスピーカーは、合澤 政代さん(放課後等デイサービス 日中一時支援事業)にお越しいただきました!
合澤さんは児童発達支援管理責任者をはじめ、福祉に関わる資格を多く持っている方です。





放課後等デイサービスでは、学校に通っていて障害を持っている6~18歳の子どもを対象として、放課後や長期休暇の間の居場所づくりを行っています。


スタッフになる条件は特になく、素人でも可能のようです。色んな人と仲良くなりたい方が良いと合澤さんはおっしゃていました。資格を持っているにこしたことはないようですが。


合澤さんが責任者を務める「サニーサイドアップ石垣」では、小5~高校3年生を対象に、学校以外の友達を作り、また、社会のルールを学ぶ場を提供しているとのことです。
ルールを破ってリしても叱ったりはせず、優しく教え、一緒に学ぶということを大事にしているとおっしゃっていました。


放課後等デイサービスにか関わる制度は最近制定されあまり規定がないようで、スタッフ自身も何をすれば良いという明確な答えは持っておらず、迷いの中で模索し、施設毎の特色を出そうとしているようです。


サニーサイドアップ石垣では、トランプやUNO等のゲームで遊ぶことを通して、知的レベルの低い子どももルールを理解したり教え合ったりしているようです。施設を利用している子どものご両親が、ゲームのルールを理解し楽しく遊んでいるお子さんを見て感激する姿も見てきたとおっしゃっていました。
子どもたち同士の知的レベルも様々であり、買い物やバス通学はできるけどささいな言葉のニュアンスは分からないといった子どももいる中で、しっかりと施設に適応してもらい、楽しく過ごしてもらいたいというのが願いのようです。






ゲストスピークのあとは恒例のテーブルトーク!


僕がいたテーブルでは、


・(合澤さんの話を受けて)放課後等デイサービスとはどういうものかをテーブルメンバーで共有
・放課後等デイサービスに入所するのも大変
 (入るためには審査が必要だし、何といっても人気だから順番待ちも!)
・子どもに障害があると認めるのは辛いと感じる親は多い
・やはり差別というのは存在する...


といった話題で盛り上がり、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
個人的に心に残ったのは、「障害があるから、~が出来ないから、といった理由で差別が起きない
ような社会になれば良いね」という発言でした。


色々あってもそれが「個性」であるし、優しく受け入れてくれる社会というのが、当然ながら必要というか、作っていかなければならないなと思いました。




テーブルトークを終えるとお待ちかねのランチタイム!
Frogeyeさんのランチは本当にいつも楽しみです。
どんな内容だったかは...行ってみてのお楽しみ!(写真撮ってません、すみません)




今後も、みんくるカフェ大分を宜しくお願い申し上げます。
皆さんがお越しになるのを心待ちにしております!




↓参加連絡等々はこちらまで!
minclecafeoita@gmail.com

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