4/30(水・祝)に「第12回みんくるカフェ大分」が開催されました。
今回は、「食」の第3回目で、テーマは「食とコミュニケーション」。
春と言えば、ここに行くしかない!
ということで、「ぶらぼぅファーム」さんで開催しました。
中島さんのお話と私の感想です。
ある保育園の遠足で「びっくりした弁当ランキング」。
・3位:うどんの麺
・2位:カップラーメン
ある施設では、病児に目隠しをさせて、ご飯とおかずをぐちゃ混ぜにして、スプーンで食べさせる看護師がいたそうです。
「60分で何十人も食べさせるには、それが最も早いんです。業務ですから、時間内に終わらない。」と。
今の若者(私も含め)の場合、忙しかったら、遠足の日に「1000円渡すから、弁当買ってね」と言って、子供を送り出す危険は誰しもあると思います。
コンビニで、十分美味しい物が買えますし。親の食事は、子供に大きな影響を与えるわけで、子育てをする際には本当に気を付けないです。
また、確かに病児に食べさせるのは、病棟の看護師さんを見ていると並大抵の簡単なことではないです。(手を振り回したり・・・)
でも、日々の業務の中に、うまく「愛情」を注ぐことができるようになりたいと感じました。
でも、日々の業務の中に、うまく「愛情」を注ぐことができるようになりたいと感じました。
ファシリテーターのコメントです。
「食事に関する思い出→食べることの意味→理想のメシ」を話しました。
思い出では、学生時代に作ってくれた母親の手作り弁当、彼女の手料理、運動会の弁当、給食が食べれなかったことなどが挙がりました。
人生最後に食べたいものは、「好物の厚い鮭」「ご飯とみそ汁」など人それぞれで、寝たきりになっても、家族と一緒に食べたいなとおっしゃる方もいました。
食べることは、親の「愛情」を感じたり、幸せな気持ちになったり、楽しいものであり、多くの意味が「食べる」という行為に含まれます。
全体を通して、「食べる」ことには、栄養を取ること以外に、多くの意味があり、医療現場において、「栄養を取る」ことに重視した食はどうなんだろうという疑問が自分の中で浮かびました。
思い出の食事、理想の食事、医療・介護での理想の食事、という流れで話し合いました。思い出の食事の話では、それぞれのエピソードに必ず自分以外の誰かが登場したことが印象的でした。 理想の食事の話では、「常に一人 も、 常に誰かと一緒 も、辛い 」 「好きなものばかり選べるのもいいが、作ってもらう食事には自分が選ばないものを食べられるよさがある 」と、バランスの大切さを確認しました。また、医療・介護の食事という制限の中でも達成できる理想、というのが、 理想の核なのではないか、というすばらしい気付きを得ることができました。
たっぷり話した後は、お待ちかねのランチタイム!
できたて熱々を堪能しました。
次回は、「薬」をテーマに開催します。
第13回みんくるカフェ大分
日時:5/30(土)10:00~13:00(受付9:45より)
場所:ENGAWA Cafe Frogeye(フロゲヤ)(大分県大分市顕徳町1丁目13−17)
ゲストスピーカー:大分大学医学部薬理学教室 教授石崎敏理氏
参加費:1000円(ランチ&お茶代込)
お申し込みは、
minclecafeoita@gmail.comに、
・お名前
・当日緊急用のお電話番号
をお送りください。(5/28木曜午前10:00〆切)
初めての方も、どの年代の方も参加OKです。
皆様のご参加を心よりお持ちしております。
0 件のコメント:
コメントを投稿