みんくるカフェ大分スタッフのえとぅ~です。
ジメジメな6月ですが、皆さん体調はいかがですか?
さて、5/30(土)に「ENGAWA Cafe Frogeya(ふろげや)」さんで、「第13回みんくるカフェ大分」を開催しました。
5~7月は、「薬」ということで、テーマ「薬は毒やで」。
「むむっ、薬は毒じゃないし!」と思われる方もいると思いますが、
今回は「薬の副作用」にテーマを置きたく、このような言葉を選びました。
「むむっ、薬は毒じゃないし!」と思われる方もいると思いますが、
今回は「薬の副作用」にテーマを置きたく、このような言葉を選びました。
今回は、ゲストスピーカーの都合により、学生スタッフが事前に頂いた資料を基に以下のような話をしました。
薬は病気を治してくれる。
そのようなイメージですが、実は、薬は、「体をスーパーマンにするのではなく、体に備わっている機能を手助けするだけ」です。
ここが薬を使う上で、1番のミソになります。
薬は飲めば飲むほど効くものでもなく、適量を過ぎると、いくら飲んでも効果は一緒です。
さらに、体に害が出やすくなります。
薬がなぜ効くのかという話もしました。
体には、色々な所に”受容体”と呼ばれる”鍵穴”があり、薬は”鍵”に相当します。
なので、鍵(薬)と鍵穴(受容体)がぴったしになれば、効果が出るといった仕組みです。
薬を飲むと血液を乗って体中に薬が回るので、鍵穴が同じであれば、本来開けたいところではない鍵穴を開けてしまいます。
これが副作用の1つです。
また、
薬剤師さんによると、
「1つの薬にはその下にたくさんの枝分かれがある。その枝の中の1つに効けば良いが、他にも効いてします。それを無くすのは今は、まだまだ難しい」だそうです。
「1つの薬にはその下にたくさんの枝分かれがある。その枝の中の1つに効けば良いが、他にも効いてします。それを無くすのは今は、まだまだ難しい」だそうです。
テーブルでは、
「薬・サプリメント・栄養剤の違い」
⇒「作用と副作用」
⇒「薬は飲まなければいけないのか(役に立つのか)」をテーマに話を進めました。
日頃仕事で薬を扱う人。よく薬を飲む人。滅多に薬を飲まない人。などなど色々な人がおり、色々な話を聞くことができました。
日頃仕事で薬を扱う人。よく薬を飲む人。滅多に薬を飲まない人。などなど色々な人がおり、色々な話を聞くことができました。
以下、学生ファシリテーターのコメントです。
薬、サプリメント、栄養剤、そして食品は、全て健康に関わり、口から入れるという面で同じもの。
薬はDrが処方したりと、自分では選びにくいものが多い。作用が強い分、副作用も強い。
他は、簡単に手に入るが、作用は薬に比べ弱い。でも副作用も弱い。
薬はあくまでも、体の免疫力を助けるもの。
実習でDr目線に立つので、例えば風邪薬だと、この薬を飲めば絶対に治る。とDrは思っていません。「これがたぶん効くだろう」という気持ち。でも、患者さんは、「Drに言われたから、これを飲めば絶対に治るだろう。」ちょっと副作用(むくみなど)が起きても、「Drに言われたから病気を治すために飲み続けないと」となる。(Drに言えば、他の種類の薬に変えてくれるのに。)
ある学生が出会ったDrは、「患者さんに、この薬がどう効いて、どのような副作用が出るのか自分で勉強させる。」そうです。
大部分の一般人からすると、「医者の言う事は絶対」だ。
だからこそ、「病気の説明」「薬の1つ1つの説明」「薬は絶対効くものじゃないんだよ。という説明」「どう自分の病気・薬を勉強すればいいのかという患者教育」がDrのすべきことと感じました。
薬はDrが処方したりと、自分では選びにくいものが多い。作用が強い分、副作用も強い。
他は、簡単に手に入るが、作用は薬に比べ弱い。でも副作用も弱い。
薬はあくまでも、体の免疫力を助けるもの。
実習でDr目線に立つので、例えば風邪薬だと、この薬を飲めば絶対に治る。とDrは思っていません。「これがたぶん効くだろう」という気持ち。でも、患者さんは、「Drに言われたから、これを飲めば絶対に治るだろう。」ちょっと副作用(むくみなど)が起きても、「Drに言われたから病気を治すために飲み続けないと」となる。(Drに言えば、他の種類の薬に変えてくれるのに。)
ある学生が出会ったDrは、「患者さんに、この薬がどう効いて、どのような副作用が出るのか自分で勉強させる。」そうです。
大部分の一般人からすると、「医者の言う事は絶対」だ。
だからこそ、「病気の説明」「薬の1つ1つの説明」「薬は絶対効くものじゃないんだよ。という説明」「どう自分の病気・薬を勉強すればいいのかという患者教育」がDrのすべきことと感じました。
薬は医師が処方するもので他人により管理されるもの、サプリメントは個人の意思で飲むもので個人が管理するものというイメージが挙がりました。
薬の副作用についてはほとんど意識しない人が多い。
というのは、その薬を飲むことで得られる効果に目が向きがちになるからです。
一方、処方された薬の副作用、もしくは不適切な処方により、呼吸困難などの重篤な副作用がでた方もいて、薬、ひいては医療に不信感を抱く結果に。
飲み合わせや用法用量を守ることは安全性や効果のためにも重要であり、お薬手帳でしっかり管理し、なにか気になること等あればその都度手帳に書き込むと良いという意見も出ました。
症状がでたら薬を飲むことで効果が出る、と薬に信頼をおいている方、と薬は極力飲みたくなく(副作用の経験や自分の考え的に)、仕事に影響が出るときなどに仕方なく飲む方の二つのグループに別れました。
一般的には前者の方が多かったです。
さてさて、次回6月は、NPO法人 おくすり研究会 矢野忠則氏
今では生活の身近となった薬について、気楽に対話してみ ませんか?
日時:6/ 20(土)10:00~13:00 (受付9:45より)
場所:お気軽健康食堂 すりーむ (上宗方544-1グリーンシティー1F)
ゲストスピーカー:NPO法人 おくすり研究会代表 矢野忠則 氏
日時:6/
場所:お気軽健康食堂 すりーむ (上宗方544-1グリーンシティー1F)
ゲストスピーカー:NPO法人 おくすり研究会代表 矢野忠則 氏
参加される方は、
minclecafeoita@gmail.comまで、
・お名前
・当日緊急時の連絡先をお送りください。
皆様にお会いできることを心よりお待ちしております。